仕事の内容と魅力

ショートステイは要介護1以上の人が短期間利用することを目的とした施設(ショートステイの概要はこちら)です。

ショートステイでの仕事は、基本は日常生活の援助です。
例えば、入浴や排せつの介助、また食事は介助から調理補助まで幅広く担当することもあります。
他にも、リハビリテーションの基本訓練やレクリエーションなど、利用者の身体機能の維持を助けます。
長期利用の施設と比べて、関わりの中からゆっくり情報を集める時間がないので、新しい利用者の状況をすぐに把握し対応する必要があります。
そのため、些細なことからでも情報を収集する力が必要な仕事です。

ショートステイで働く魅力は、多くの利用者と関われることです。
ショートステイは定員が20人以上の施設なので、多くの高齢者が利用します。
期間は原則的に30日までと定められていますが、実際には7割以上が14日以内の利用です。
他の介護サービスと比較して入所・退所のスパンが短く、入所者の出入りが多くなります。
必要な介護はそれぞれ異なりますので、様々な自立度の利用者を短期間で担当することになりスキルアップにもつながります。

夜勤のときの負担が少ない点も魅力の1つです。
利用者は在宅で生活できる人がほとんどのため、そもそも夜間の利用者はあまり多くありません。
さらに、要介護度の低い人が多い日は、特別な介護が必要なく見守り程度で良い場合もあります。
必要以上に介入する必要がなく、夜勤が苦手な人でも負担が少なく比較的働きやすい環境です。